心理学者明

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退職後の趣味でも動悸と息苦しさが続く64歳男性の心身症

64歳の男性です。退職後に始めた園芸が趣味ですが、最近、土いじりをしていると突然、動悸と息苦しさに襲われます。心臓がドキドキして、手が震え、吐き気もします。以前は仕事のストレスでも同じような症状があり、心身症と診断されていました。しかし、今はストレスフリーなはずなのに症状が出るのが不思議です。趣味も楽しめず、家にこもりがちになってしまいました。何か改善策はありませんか?

心理学者とAI

64歳の男性が庭で園芸中に動悸と息苦しさを感じている様子

健一さん、ご質問ありがとうございます。64歳で退職後に園芸を楽しまれているとのこと、素晴らしい趣味ですね。しかし、その趣味で動悸や息苦しさが現れるのはお辛いことでしょう。まず、仕事のストレスがなくなっても症状が出る理由として、身体が過去のストレス反応を学習している可能性があります。心身症は、ストレスが原因で身体に症状が出る状態ですが、一度そのパターンが脳と身体にインプットされると、ストレスが明確になくても特定の状況で反応がトリガーされることがあります。例えば、土いじりという動作や姿勢、匂いや環境が、無意識に過去の緊張状態を連想させるのかもしれません。改善策として、まずは段階的な曝露とリラクゼーションを試してみてください。無理せず、最初は短時間だけ園芸を楽しみ、深呼吸をしながら行うと良いでしょう。具体的には、土を触る前に数分間、ゆっくりと息を吸い込み、吐き出す練習をします。また、認知行動療法の考え方を取り入れ、症状が起きたときの考えを書き留めてみてください。「また症状が出るのでは」という予期不安が症状を悪化させることがあります。それに代えて、「これは過去のパターンで、今は安全だ」と自分に言い聞かせることが有効です。さらに、生活リズムの見直しも重要です。退職後に活動が減ると、身体がストレスに敏感になることがあります。定期的な軽い運動や、散歩を日課にすると自律神経が整いやすくなります。もし症状が改善しない場合は、心身症を専門とする医師や心理カウンセラーに相談し、より個別のアプローチを受けることも選択肢です。趣味を再び楽しめるよう、焦らず一歩ずつ進めてください。

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