心理学者明

🧠 人間 + 人工知能 = 最高のソリューション

インターンの失敗で自分に価値を見出せなくなった…再び自信を取り戻す方法は?

大学3年生の今、初めてのインターンシップで大きなプロジェクトを任されました。最初はやる気満々だったのですが、途中で自分のアイデアが全て『ありきたり』だと言われ、チームの先輩から『もっと革新的な発想が必要』と指摘され続けました。その後、自分が提案するたびに『これじゃダメだ』という声が頭に響いて、新しい案を出すのが怖くなりました。さらに、インターンの最終発表会で、自分の担当パートをうまく説明できず、他の参加者から『よく分からなかった』と言われたことで、完全に自信を失ってしまいました。 今では、大学の授業で発表する時も『また失敗するんじゃないか』と考え、手が震えるようになりました。以前は自分の意見をハッキリ言えたのに、最近は『どうせ私なんて…』と自己否定ばかりしています。友達が『次は大丈夫だよ』と励ましてくれるのですが、本当に自分に価値があるのか分からなくなっています。この状態から抜け出すために、どのようなステップを踏めばいいでしょうか? 特に、失敗が怖くて新しいことにチャレンジできない自分を変えたいです。

心理学者とAI

自信を失った大学生が、図書館でパソコンに向かい、これからの一歩を考えている様子。窓からの柔らかい光が、前向きな気持ちの始まりを暗示しています。

アオイさん、初めてのインターンシップでのご経験、本当にお疲れ様でした。大きなプロジェクトに挑戦されたこと自体が、すでにあなたの勇気と成長意欲の証です。今、自信を失い、自己否定のループに陥っているとのこと、そのお気持ちはとてもよくわかります。まずは、この感情を否定せず、受け止めることから始めてみましょう。失敗への恐怖や「ありきたり」と言われた傷つきは、自然な反応です。それを「弱さ」と判断せず、一つの経験としての事実として認識することが、回復の第一歩です。

具体的なステップとして、まずは小さな成功体験を積み重ねることをお勧めします。例えば、大学の授業での発表であれば、内容を完璧に仕上げるよりも、まずは「3分間、原稿を見ずに話す」といった、自分が確実に達成できる小さな目標を設定します。その成功を、心の中で、あるいは日記に記録してください。この積み重ねが、自己効力感(「自分にもできる」という感覚)を少しずつ再構築していきます。

次に、インターンでの経験を別の視点から捉え直す(リフレーミング)作業をしてみてください。「アイデアが『ありきたり』と言われた」という事実は変わりませんが、その意味づけを変えることはできます。それは「あなたに価値がない」という証明ではなく、「プロジェクトにはより高い創造性が求められていた」という状況の反映かもしれません。また、「革新的な発想が必要」という指摘は、あなたの潜在能力への期待の表れだった可能性もあります。最終発表でうまく説明できなかったことも、貴重なフィードバックとして、「次はもっと構造化して伝えよう」という改善点の発見に繋げられませんか。

また、思考パターンに注目してみましょう。「どうせ私なんて…」という自動思考が浮かんだ時、一旦立ち止まり、その思考を客観的に検証する習慣をつけます。友達が励ましてくれるということは、あなたにはサポートしてくれる関係性があり、あなたを価値ある存在と見做す人がいる証拠です。その現実を、自己否定の声よりも重く受け止める練習をしてみてください。

新しいことへのチャレンジが怖いのは当然です。その際は、「完璧」ではなく「進行」を目標にすることを心がけましょう。何かを始める時に、「絶対に失敗しない方法」を探すのではなく、「少しでも前進するための最初の一歩」は何かを考えます。例えば、新しいアルバイトやサークル活動に参加するのであれば、最初から中心的な役割を目指すのではなく、まずは参加して観察することから始めてみるのです。

最後に、あなたの価値は、一つのプロジェクトの成果や一回の発表で決まるものではないことを、どうか思い出してください。価値は、あなたという人間の全体性、これまでの努力、人を思いやる気持ち、そして失敗から這い上がろうとする現在の姿勢そのものの中にあります。時間をかけて、自分自身への優しい語りかけ(セルフ・コンパッション)を育んでいかれることを願っています。

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